あまりモノを増やさないように心がけているのですが、気づくとそこかしこにモノがあふれている気がします。
これでは片付けても結局また同じようにものが溢れてくるのではないかと思います。根本解決を図るべく原因を探っていろいろな本を読んだところモノがあふれるには共通の理由があります。
それは、「モノの出口を用意していない」ということのようです。
便秘なのにやたら食べ物を食べている状態ということがものが家中に溢れかえる理由のようです。
モノがしっかり出て行くようにしていればモノが溢れかえるような状態にはならないということがどの本でも強調されていました。
当たり前といえば当たり前ですよね。モノが増えても適切に減らしていければモノが溢れないというのは・・・
モノが滞留しない出口づくりとは?
それは、モノが勝手に出て行く仕組み作りと言えます。
例えば、洗面所に小さなゴミ箱を用意するだけで、歯磨き粉やコンタクトレンズの空箱などがすぐに捨てられます。
あとで捨てようと思っておいておくと、それが眼に入る度にこころのどっかにひっかかります。
そういうことに頭も神経も使うのいやですよね。だったら、捨てたいと思った時にすぐに捨てられる環境を作っておきます。
家に滞留しやすいモノとは?
うちの家では、圧倒的に本を含めた紙類がその筆頭です。
では、紙類はどのように処理するのかいいでしょう。郵便物については、玄関である程度処理するのが良いようです。
玄関で「いる」or「いらない」を判断
「いらない」となったものは個人情報だけをスタンプで消して、そのままゴミ箱にすてます。
「いる」となったもので保存しておく必要のあるもの
ほとんどがクレジットや電気料金などの明細です。うちの家では、ジャバラ式のファイルに種類ごとにわけて保存しておきます。
ただ、1年過ぎたら捨てるようにします。
捨てるタイミングは、12月の大掃除でもいいのですが、うちの家では、日本の会計年度の切り替わる4月にやるようにしています。
GWくらいにやるとちょうどいいですね。
締切や予定日がきまっているもの
これは、その時まで必要ないので、基本的に来たものからトレイに入れていきます。
ただ、トレイに入れて置く前に予定をカレンダーに書き込んでしまいます。
カレンダーに書き込んでおくことで、その日になるとその必要な書類をトレイからだして、すべきことをします。
振込などの締切のあるものは、締め日をカレンダーに記入しておき、その日が来たらその振込用紙をトレイから取り出し、銀行で振込みます。
こうすることで、つねに意識しておくことなく、忘れては行けない予定を実行することができます。
それ以外の紙類についてはスキャン
本などもそうなのですが、知識として身についてもうあまり読み返す必要のないものについては、スキャンしてデジタル化して保存しておきます。
これで物理的な場所を意識せずに、好きなだけ本を買うことができます。アマゾンのキンドル等で買える本は種類がどんどん増えているので、こういう電子書籍をつかうのもひとつの方法かもしれませんね。
「もう捨てるだけの場所」をつくる
紙類以外のものについては「もう捨てるだけ」の場所を確保する。
モノを片付ける際にどの本も共通で書いているのが、持ち物を一度全部だしてみて、そこから必要なものだけを元に戻していくという方法が共通して書かれています。
ただ、そんな簡単に割り切れないのが人間の弱い所。
「もう捨てるだけの場所」を確保することでそれらの問題が一気に片付きます。
一旦、「もう捨てるだけの場所」に置くと考えると仕分けの時の気持ちが全然違います。
どんどん捨てる方に仕分けられるので不思議です。私もそのバッファがあるだけでなんと気持ちが楽になるのかとびっくりしました。
まとめ
こうやって勝手に出て行く仕組みを作ることで、ずいぶんとうちにとどまるものが減った気がします。
ちょっとしたことですが、流れを作るだけでだいぶモノの滞留具合が変わりますので、出口戦略を決めてみるとリバウンドする確率はだいぶ減ると思います。
ただ、子どもたちが書いてくれた絵などはどうしても捨てられずにすごい勢いで増えていっているのが今の悩みです。
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